Chrome DevTools の [WebAuthn] タブを使用して、ソフトウェア ベースの仮想認証システムを作成し、操作します。
[WebAuthn] タブを開く
- デモページなど、WebAuthn を使用するページにアクセスします(アクセスするにはログインしてください)。
- DevTools を開きます。
- [その他のオプション] > [その他のツール] > [WebAuthn] をクリックして、[WebAuthn] タブを開きます。
仮想認証システム環境を有効にする
- [WebAuthn] タブで、[仮想認証システム環境を有効にする] チェックボックスをオンにして有効にします。
- 有効にすると、[新しい認証システム] セクションが表示されます。
仮想認証システムを追加する
新しい仮想認証システムを追加するには:
[新しい認証システム] セクションで、次のオプションを構成します。
- プロトコル:
ctap2
(クライアントから認証システムへのプロトコル)またはu2f
(Universal 2nd Factor) - トランスポート:
usb
、nfc
、ble
、またはinternal
- 常駐鍵をサポート
- ユーザー確認をサポートしている
- 大きな blob をサポート。常駐キーをサポートする
ctap2
プロトコルでのみ使用できます。
次に例を示します。
- プロトコル:
[追加] ボタンをクリックします。
新しく作成した認証システムを含むセクションが表示されます。
[Authenticator] セクションには [Credentials] テーブルがあります。認証情報が認証システムに登録されるまで、このテーブルは空です。
新しいクルデンシャルを登録する
新しい認証情報を登録するには、WebAuthn を使用するウェブページ(デモページなど)が必要です。
- デモページで、[Register new credential] をクリックします。
- これで、[WebAuthn] タブの [認証情報] テーブルに新しい認証情報が追加されます。
デモページでは、[Authenticate] ボタンを複数回クリックできます。認証情報のテーブルを確認します。それに応じて、認証情報の [Sign Count] が増えます。
認証情報をエクスポートして削除する
認証情報をエクスポートまたは削除するには、[Export] ボタンまたは [Remove] ボタンをクリックします。
認証システムの名前を変更する
- 認証システムの名前を変更するには、認証システムの名前の横にある [編集] ボタンをクリックします。
- 名前を編集し、Enter キーを押して変更を保存します。
認証システムを有効にする
新しく作成された認証システムは自動的に有効になります。DevTools では、常に 1 つのアクティブな仮想認証システムのみがサポートされます。
認証を無効にするには、現在アクティブな認証システムを削除します。
認証システムを有効にするには、[有効] ラジオボタンを選択します。
仮想認証システムを削除する
仮想認証システムを削除するには、その [Remove] ボタンをクリックします。