デベロッパー リソース: ソースマップの表示と手動読み込み

Sofia Emelianova
Sofia Emelianova

[デベロッパー向けリソース] パネルを使用して、DevTools がソースマップを正常に読み込んでいるかどうかを確認します。必要に応じて、手動で読み込むことができます。

概要

DevTools を開くと、ソースマップ(存在する場合)の読み込みが試行されます。失敗した場合、コンソールに次のようなエラーが記録されます。

コンソールでのソースマップの読み込みエラー。

[デベロッパー リソース] パネルでは、ソースマップの読み込みステータスを確認したり、ソースマップを手動で読み込んだりできます。

デベロッパー向けリソースを開いてステータスを確認する

ソースマップの読み込みステータスを確認するには:

  1. DevTools を開くソースマップを有効にして、 > [その他のツール] > [デベロッパー リソース] に移動します。
  2. テーブルで、次の列の値を確認します。

    • ステータス: ソースマップの読み込みが成功したか失敗したかを確認できます。
    • [エラー] をクリックして、エラー メッセージ(ある場合)を読み取ります。

[ステータス] 列と [エラー] 列。

URL またはエラーでリソースをフィルタする

関心のあるソースマップだけに絞り込むには、上部のテキスト ボックスにテキストを入力して、URL またはエラー メッセージにこのテキストが含まれていないソースマップを除外します。

URL に「js」が含まれていないソースマップを除外。

ソースマップの読み込みに関するトラブルシューティング

デフォルトでは、DevTools はウェブサイトではなくソースマップをリクエストします。このようなリクエストはクロスオリジンとして扱われ、処理されない可能性があります。

ウェブサイトがソースマップを最初にリクエストするようにするには、[デベロッパー リソース] の右上にある [チェックボックス。 ウェブサイトから読み込む] をオンにします。

[ウェブサイトを介して読み込む] チェックボックス

ソースマップの読み込みに問題が解決しない場合は、次に説明するようにソースマップを手動で読み込んでみてください。

ソースマップを手動で読み込む

読み込みエラーが発生した場合や、ソースマップがない本番環境のウェブサイトで元のコードをデバッグする場合は、ソースマップを手動で読み込むことができます。

  1. ソースマップをサポートするツールを使用してソースマップを生成する
  2. ソースマップをローカルにホストする。
  3. ページで DevTools を開きソースマップを有効にします。
  4. デプロイされた(処理済み)ファイルを [ソース] で開き、[エディタ] で右クリックして、メニューから [ソースマップを追加] を選択します。

    メニューから [ソースマップを追加] を選択する。

  5. テキスト ボックスにソースマップの URL を指定して、[追加] をクリックします。

    ソースマップの URL を指定する。

  6. ソースマップが [Developer Resources] に表示され、元のファイル(デプロイされたファイルからマッピングされたファイル)がファイルツリーに表示されていることを確認します。

    手動で読み込んだソースマップにより、元のファイルがファイルツリーに表示されます。

  7. 元のファイルをデバッグするに進みます。