chrome.loginState

説明

chrome.loginState API を使用して、ログイン状態の読み取りとモニタリングを行います。

権限

loginState

対象

Chrome 78 以降 ChromeOS のみ

ProfileType

Enum

"SIGNIN_PROFILE"
拡張機能がログイン プロフィールにあることを指定します。

"USER_PROFILE"
拡張機能がユーザー プロフィールにあることを指定します。

SessionState

Enum

"UNKNOWN"
セッション状態が不明であることを指定します。

"IN_OOBE_SCREEN"
ユーザーが OOBE(Out Of Box Experience)画面にいることを指定します。

"IN_LOGIN_SCREEN"
ユーザーがログイン画面にいることを指定します。

"IN_SESSION"
ユーザーがセッション中であることを示します。

"IN_LOCK_SCREEN"
ユーザーがロック画面にいることを示します。

"IN_RMA_SCREEN"
デバイスが RMA モードにあり、修理が完了していることを指定します。

Methods

getProfileType()

Promise
chrome.loginState.getProfileType(
  callback?: function,
)

拡張機能が含まれているプロファイルのタイプを取得します。

パラメータ

  • callback

    関数(省略可)

    callback パラメータは次のようになります。

    (result: ProfileType)=>void

戻り値

  • Promise<ProfileType>

    Chrome 96 以降

    Promise は Manifest V3 以降でサポートされていますが、コールバックは下位互換性のために提供されています。同じ関数呼び出しで両方を使用することはできません。Promise は、コールバックに渡されたのと同じ型で解決されます。

getSessionState()

Promise
chrome.loginState.getSessionState(
  callback?: function,
)

現在のセッション状態を取得します。

パラメータ

  • callback

    関数(省略可)

    callback パラメータは次のようになります。

    (result: SessionState)=>void

戻り値

  • Promise<SessionState>

    Chrome 96 以降

    Promise は Manifest V3 以降でサポートされていますが、コールバックは下位互換性のために提供されています。同じ関数呼び出しで両方を使用することはできません。Promise は、コールバックに渡されたのと同じ型で解決されます。

イベント

onSessionStateChanged

chrome.loginState.onSessionStateChanged.addListener(
  callback: function,
)

セッション状態が変更されたときにディスパッチされます。sessionState は、新しいセッション状態です。

パラメータ

  • callback

    機能

    callback パラメータは次のようになります。

    (sessionState: SessionState)=>void