chrome.dns

説明

DNS 解決には chrome.dns API を使用します。

権限

dns

対象

デベロッパー チャンネル

この API を使用するには、manifest"dns" 権限を宣言する必要があります。

{
  "name": "My extension",
  ...
  "permissions": [
    "dns"
  ],
  ...
}

用途

次のコードは resolve() を呼び出して、example.com の IP アドレスを取得します。

service-worker.js:

const resolveDNS = async () => {
    let record = await chrome.dns.resolve('example.com');
    console.log(record.address); // "192.0.2.172"
};

resolveDNS();

ResolveCallbackResolveInfo

プロパティ

  • 住所

    文字列(省略可)

    IP アドレスのリテラルを表す文字列。resultCode が成功を示す場合にのみ指定します。

  • resultCode

    数値

    結果コード。0 は成功を示します。

メソッド

resolve()

Promise
chrome.dns.resolve(
  hostname: string,
  callback?: function,
)

指定されたホスト名または IP アドレスリテラルを解決します。

パラメータ

戻り値

  • Promise は Manifest V3 以降でサポートされていますが、コールバックは下位互換性のために提供されています。同じ関数呼び出しで両方を使用することはできません。Promise は、コールバックに渡されるのと同じ型で解決されます。