説明
chrome.app.runtime
API を使用してアプリのライフサイクルを管理します。アプリ ランタイムは、アプリのインストールの管理、イベントページの制御、アプリのいつでもシャットダウンを行えます。
型
ActionData
プロパティ
-
actionType
"new_note"
ActionType
アプリは、新しいメモの作成など、特定のアクションを念頭に置いて起動できます。アプリが起動されたアクションのタイプは、LaunchData インスタンスの actionData
フィールドで確認できます。
値
EmbedRequest
プロパティ
-
データ
任意(省略可)
オプションのデベロッパーが、埋め込みの判断を行う際に、埋め込むアプリが使用できるデータを指定します。
-
embedderId
文字列
-
allow
void
embedderId
さんにこのアプリを <appview> に埋め込むことを許可します要素です。url
には、埋め込むコンテンツを指定します。allow
関数は次のようになります。(url: string) => {...}
-
URL
文字列
-
-
拒否
void
embedderId
がこのアプリを <appview> に埋め込めないようにします要素です。deny
関数は次のようになります。() => {...}
LaunchData
プロパティ
-
actionData
ActionData 省略可
Chrome 54 以降このアプリの起動に使用された
ActionType
を指定するデータが含まれています。アプリが特定のアクション インテントで起動されていない場合は null になります。 -
id
文字列(省略可)
アプリが呼び出されるファイルまたは URL ハンドラの ID。ハンドラ ID は、マニフェストの
file_handlers
ディクショナリまたはurl_handlers
ディクショナリの最上位キーです。 -
isKioskSession
ブール値(省略可)
アプリが ChromeOS キオスク セッションで起動されているかどうか。
-
isPublicSession
ブール値(省略可)
Chrome 47 以降アプリが ChromeOS の公開セッションで起動されているかどうか。
-
アイテム
LaunchItem[] 省略可
file_handlers
マニフェスト キー内の一致するファイル ハンドラによってトリガーされるonLaunched
イベントのファイル エントリ。 -
referrerUrl
文字列(省略可)
url_handlers
マニフェストキー内の一致する URL ハンドラによってトリガーされたonLaunched
イベントのリファラ URL。 -
ソース
LaunchSource 省略可
アプリが起動される場所。
-
URL
文字列(省略可)
url_handlers
マニフェスト キーの一致する URL ハンドラによってトリガーされるonLaunched
イベントの URL。
LaunchItem
プロパティ
-
必要事項を入力します。
エントリ
商品アイテムのエントリ。
-
type
文字列(省略可)
ファイルの MIME タイプ。
LaunchSource
アプリ起動元の列挙。これは、components/services/app_service/public/mojom/types.mojom の AppLaunchSource と、extensions/browser/api/app_runtime/app_runtime_api.cc の GetLaunchSourceEnum() と同期する必要があります。UMA ヒストグラムでは列挙値が使用されるため、エントリの並べ替えや削除は行わないでください。
列挙型
"app_launcher"
"new_tab_page"
「再起動」アイコン
"command_line"
"extensions_page"
「test」
"app_home_page"
"focus_mode"
イベント
onEmbedRequested
chrome.app.runtime.onEmbedRequested.addListener(
callback: function,
)
エンベディング アプリがこのアプリの埋め込みをリクエストすると呼び出されます。このイベントは、--enable-app-view フラグが設定された dev チャンネルでのみ使用できます。
パラメータ
-
callback
関数
callback
パラメータは次のようになります。(request: EmbedRequest) => void
-
request
-
onLaunched
chrome.app.runtime.onLaunched.addListener(
callback: function,
)
ランチャーからアプリが起動されたときに呼び出されます。
パラメータ
-
callback
関数
callback
パラメータは次のようになります。(launchData?: LaunchData) => void
-
launchData
LaunchData(省略可)
-
onRestarted
chrome.app.runtime.onRestarted.addListener(
callback: function,
)
Chrome の起動時に、Chrome が最後にシャットダウンされたときに実行されていたアプリに対して、または他の理由でアプリが以前の状態から再起動をリクエストされたときに(例: ユーザーがアプリの保持ファイルへのアクセス権を取り消すと、ランタイムがアプリを再起動します)呼び出されます。このような状況で、アプリに onRestarted
ハンドラがない場合は、代わりに onLaunched
イベントが送信されます。
パラメータ
-
callback
関数
callback
パラメータは次のようになります。() => void