アプリが処理できるファイルのタイプを指定するためにパッケージ化アプリで使用されます。アプリに複数の file_handlers
を含めることができ、それぞれに識別子、MIME タイプのリスト、処理可能なファイル拡張子のリストを指定できます。アプリのファイル拡張子が一致するか、MIME タイプが一致する場合、アプリはそのファイルを処理できます。include_directories
が設定されている場合、アプリはディレクトリも処理できます。アプリが任意のファイル形式を処理できることを示すには、types
または extensions
でワイルドカード "*"
を使用し、types
で "_type_/*"
を使用して、アプリが MIME タイプが _type_
のファイルを処理できることを示すことができます。ファイル ハンドラの指定例を次に示します。
"file_handlers": {
"text": {
"types": [
"text/*"
],
},
"image": {
"types": [
"image/png",
"image/jpeg"
],
"extensions": [
"tiff"
],
},
"any": {
"extensions": [
"*",
"include_directories": true
],
}
}
アプリでファイルまたはディレクトリを処理するには、fileSystem 権限も宣言する必要があります。その後、app.runtime.onLaunched イベントでアプリにファイルまたはディレクトリを渡すことができます。これには、システム ファイル マネージャー(現在は ChromeOS でのみサポートされています)から、またはコマンドラインでパスを指定します。