externally_connectable

externally_connectable マニフェスト プロパティは、許可する拡張機能、アプリ、ウェブページを宣言します。 runtime.connect と runtime.sendMessage 経由でアプリに接続します。

メッセージの受け渡しに関するチュートリアルについては、クロス拡張機能とアプリ メッセージングとメッセージの送信をご覧ください。 ウェブページから削除します

external_connectable を使用せずに接続する

アプリのマニフェストで externally_connectable が宣言されていない場合、すべての拡張機能とアプリは どのウェブページも接続できません。そのためマニフェストを更新して externally_connectable: "ids": ["*"] を指定しなかった場合、他の拡張機能やアプリは次のようになります。 アプリに接続できなくなります。これは意図しない結果である可能性があるため、ご注意ください。

manifest.json の例

{
  "name": "My externally connectable app",
  "externally_connectable": {
    // Extension and app IDs. If this field is not specified, no
    // extensions or apps can connect.
    "ids": [
      "aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa",
      "bbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbb",
      ...
      // Alternatively, to match all extensions and apps, specify only
      // "*".
      "*"
    ],
    // Match patterns for web pages. Does not affect content scripts.
    // If this field is not specified, no webpages can connect.
    "matches": [
      "https://*.google.com/*",
      "*://*.chromium.org/*",
      ...
    ],
    // Indicates that the extension would like to make use of the TLS
    // channel ID of the web page connecting to it. The web page must
    // also opt to send the TLS channel ID to the extension via setting
    // includeTlsChannelId to true in runtime.connect's connectInfo
    // or runtime.sendMessage's options.
    "accepts_tls_channel_id": false
  },
  ...
}

リファレンス

external_connectable マニフェスト キーには、次のプロパティを設定できます。

  • ids（文字列の配列） - 省略可

    接続が許可された拡張機能またはアプリの ID。空白または未指定の場合は、 拡張機能やアプリが接続できるようになります

    ワイルドカード "*" は、すべての拡張機能とアプリの接続を許可します。

  • matches（文字列の配列） - 省略可

    接続が許可されるウェブページの URL パターン。コンテンツへの影響はありません。 スクリプト。空白または未指定の場合、どのウェブページも接続できません。

    パターンにワイルドカード ドメインや（有効な）トップレベル ドメインのサブドメインを含めることはできません。 *://google.com/* と https://*.chromium.org/* は有効です。一方、<all_urls>、https://*/*、 *://*.com/*、さらには https://*.appspot.com/* は一致しません。

  • accepts_tls_channel_id（ブール値） - 省略可

    true の場合、runtime.connect または runtime.sendMessage 経由で送信されたメッセージが設定されます runtime.MessageSender.tlsChannelId（これらのメソッドがリクエストした場合）。false の場合、 いかなる状況でも、runtime.MessageSender.tlsChannelId が設定されることはありません。