ページのユーザーの多くが低速なモバイル ネットワーク接続でページにアクセスしています。 モバイル ネットワーク上でページをすばやく読み込めるようにすると、モバイル ユーザーに優れたエクスペリエンスを提供できます。
Lighthouse のページ読み込み速度の監査が失敗する仕組み
Lighthouse では、モバイルでの読み込み速度が十分でないページにフラグが付けられます。
読み込み時間の感じ方に影響する主な指標は次の 2 つです。
- First Meaningful Paint(FMP): ページの主要なコンテンツが視覚的に完璧に見えるタイミングを測定します。
- 操作可能になるまでの時間(TTI): ページが完全に操作可能になった時間を測定します。
たとえば、あるページが 1 秒後に視覚的に完了したように見えても、ユーザーが 10 秒間操作できない場合、ユーザーはページの読み込み時間を 10 秒と認識します。
Lighthouse では、低速の 4G ネットワーク接続時の TTI が計算されます。 インタラクティブに要する時間が 10 秒を超える場合、監査は不合格となります。
全体的なパフォーマンス スコアを改善する方法
特定の指標に焦点を当てる特別な理由がない限り、通常は全体的なパフォーマンス スコアの改善に集中することをおすすめします。
Lighthouse レポートの [最適化] セクションを使用して、ページにとって最も価値のある改善点を特定してください。最適化案が大きいほど、パフォーマンス スコアへの影響も大きくなります。たとえば、以下の Lighthouse のスクリーンショットは、レンダリング ブロック リソースを削除することで最大の改善が得られることを示しています。
Lighthouse レポートで特定された機会に対処する方法については、パフォーマンス監査のランディング ページをご覧ください。