[メモリ] パネルには、JavaScript オブジェクトのメモリ分布の確認、メモリリークの検出と分離、関数ごとのメモリ割り当ての内訳の取得などを行うための診断ツールが用意されています。
概要
[メモリ] パネルでは、4 種類のプロファイルをキャプチャできます。これらのプロファイル タイプは、さまざまな視点からスナップショットを表示し、さまざまなユーティリティを提供します。
- ヒープ スナップショット: ページの JavaScript オブジェクトと関連する DOM ノードのメモリ分布が表示されます。
- タイムラインの計測手法割り当て: 計測された JavaScript メモリ割り当ての推移が表示されます。プロファイルを記録したら、プロファイル内に割り当てられ、記録終了時点でも有効だったオブジェクトを表示する時間間隔を選択します。このプロファイルを使用して、メモリリークを隔離します。
- 割り当てサンプリング: サンプリング方法を使用してメモリ割り当てを記録します。このタイプのプロファイルは、パフォーマンスのオーバーヘッドが最も低く、長時間実行オペレーションに使用できます。JavaScript 実行スタック別の割り当ての概要です。
- デタッチされた要素: JavaScript 参照によって保持されたオブジェクトが表示されます。
これらのプロファイルを実行する JavaScript VM インスタンスを選択できます。
詳しくは、次をご覧ください。
[メモリ] パネルを開く
[メモリ] パネルを開くには:
- DevTools を開きます。
- 次のキーを押してコマンド メニューを開きます。
- macOS: Command+Shift+P
- Windows、Linux、ChromeOS: Ctrl+Shift+P
- 「
memory
」と入力し、[メモリを表示] を選択して Enter キーを押します。DevTools ウィンドウの上部に [メモリ] パネルが表示されます。
または、次の方法で [メモリ] パネルを開くこともできます。
- 上部にあるアクションバーで、 [その他のパネル] をクリックし、プルダウン リストから [メモリ] を選択します。
- 右上の [その他] > [その他のツール] > [メモリ] を選択します。