OS Login で PWA を自動的に起動する

インストール済みの PWA をログイン時に実行するように設定できるようになりました。

ログイン時に実行すると、ユーザーはパソコンに初めてログインするときに自動的に起動するアプリケーションを選択できます。この機能は長い間、多くのオペレーティング システムで利用可能でしたが、プラットフォーム固有のアプリケーションに限定されていました。インストール済みのウェブ アプリケーションでも利用できるようになりました。

ユーザーの時間を節約する

ユーザーは、常に使用する一連のアプリを自動的に実行したいと考えています。典型的な例としては、メール クライアント、チャット アプリ、モニタリング ダッシュボード、リアルタイム データ表示アプリなど、エンゲージメントの高いアプリケーションがあります。

ログイン時にこれらのアプリを自動的に起動すると、ユーザーがメニューでこれらのアプリを見つけて起動する必要がなくなるため、ユーザー エクスペリエンスが効率化されます。

自動的に起動するアプリはユーザーによって異なります。そのため、インストールされたウェブ アプリケーションにもこの機能があることが重要です。

ログイン時に実行する PWA を追加する

ログイン時に実行は、Windows、Linux、macOS の Chrome 91 または Edge 91 以降で利用できます。ログイン時に実行されるようにアプリを設定するには、about://apps にアクセスし、目的のアプリを右クリックして、[ログイン時にアプリを開く] を選択します。

右クリック メニューが開き、ログイン時にアプリを起動するオプションが選択されている Squoosh アプリ

ログイン時に実行は、ユーザーが選択したオペレーティング システムに完全に統合されたウェブ エクスペリエンスを提供するうえで役立つステップです。デベロッパーは、上記の手順を UI に追加して、ログイン時にアプリが自動的に起動するようにユーザーに促すことができます。

写真: Lauren ManckeUnsplash